Webマーケターはフリーランスを目指せる?週3日・リモート案件が豊富

Webマーケターとしての実務経験は豊富でも、商談や顧客折衝に自信がなく、フリーランスへの転身を躊躇している方は多いです。

筆者も独立当初は同様の悩みを抱えていましたが、フリーランスエージェントを活用することで継続案件を獲得でき、今年で独立6年目を迎えることができました。

当記事では、Webマーケターがフリーランス案件を獲得するための具体的な方法を中心に、業務内容や報酬の単価相場、将来性などについて詳しく解説していきます。

【おすすめフリーランスエージェント】

Webマーケターのフリーランス案件をお探しの方は、ITプロパートナーズの活用がおすすめ。
フルリモートOK・週3日から参画できるWebマーケ案件が豊富。実際の利用者の口コミや評判も良好です。

目次

Webマーケターのフリーランス案件における仕事内容は?

Webマーケティングの手法は多岐にわたり、SEOマーケター、広告運用者、SNSマーケターなど、さまざまな職種が存在します。具体的な仕事内容は以下の通りです。

  • Webマーケティング施策の提案・実行
    • クライアントの要望を汲み取りながら、Webマーケティング施策を計画・提案・実行します。
    • SEO、ネット広告、SNS運用など、さまざまな手段を活用して商品やサービスの効率的な販売を目指します。
  • データ分析と効果測定
    • WebサイトやSNSのアクセス状況を収集し、データ分析を行います。
    • 見込み客の行動を理解し、最適な施策を立案します。
  • マネジメント力
    • 企画に沿って制作チームやマーケティングチームを動かす能力が求められます。
    • クライアントの要望を実現するために、プロジェクト管理力が必要です。

Webマーケターのフリーランス案件における単価相場は?

フリーランスで働くWebマーケターの平均年収は約540万円です。一口にWebマーケターと言っても、様々な役割や肩書きがあります。その中でも、特にフリーランスとして独立しやすいのが以下の職種です。

・広告運用代行
・SNSの運用代行
・SEOマーケター
・Webディレクター
・Lステッパー
・YouTubeチャンネル運用代行 など

以下は職種別の平均単価です。実務経験が豊富であればあるほど単価が高くなる傾向にあり、広告運用など手数料で稼ぐビジネスモデルであれば収入は青天井となります。

職種単価相場
広告運用代行広告運用費の20%
SNSの運用代行1クライアントあたり10万円/月
SEOマーケター1記事あたり3〜4万円
Webディレクター1クライアントあたり20万円/月
Lステッパー1クライアントあたり3万円/月
YouTubeチャンネル運用代行1クライアントあたり20万円/月

フリーランスのWebマーケターとして年商1億円規模に達している方は、クライアントワークに加え、自身でD2Cブランドを立ち上げたり、エステや飲食など店舗ビジネスを立ち上げたり、アフィリエイトサイトを運営するなどして、自身のサービスを立ち上げているケースが多いです。

Webマーケターがフリーランス案件を獲得する方法を解説

フリーランスエージェントの活用

Webマーケターが営業工数をかけず、かつ安定して案件を獲得するにはフリーランスエージェントを活用することが最も効率的で負担が少ないです。

フリーランス白書2024』によると、フリーランスエージェントを利用するマーケターは2019年と比較すると2倍以上になっています。

フリーランスとして廃業するほとんどの方が、エージェント(仲介業者)を利用せず自力でクライアントを開拓しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを活用しましょう。

Webマーケターのフリーランス案件をお探しの方は『ITプロパートナーズ』がおすすめです。

企業の決裁権者に営業する

フリーランスエージェントに手数料を取られるのがもったいないと思われる方は、自力で企業に営業するのも一手です。

Yentaなどのビジネスマッチングアプリを活用することで、企業の決裁権者に効率よく出会えます。

一方で、自力での案件開拓は営業活動の負担が高く、本業に支障をきたす可能性があり注意が必要です。

知り合いから案件を紹介してもらう

前職の会社や取引先など仕事に繋がる人脈がある方は、その繋がりで仕事をもらうのが得策です。

すでに信頼関係がある知り合いからの案件紹介であれば、商談の準備にかかる負担も少なく、手数料もかかりません。

ただし、知り合いのネットワークには限界があるので、あくまで副次的な方法として活用するのが無難です。

Webマーケター向け案件が豊富なフリーランスエージェント

フリーランスのWebマーケターにとって、営業工数をかけず、かつ安定して仕事を獲得するには、フリーランス専門エージェントに登録することが最も有効です。

フリーランスとして廃業する方のほとんどが、エージェントや代理店を利用せず、自分で企業に営業しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを利用することをおすすめします。

ITプロパートナーズ:フルリモート・週3日から参画できる柔軟な案件が豊富

ITプロパートナーズ
総合評価
( 5 )
メリット
  • フルリモート可能なフリーランス案件が豊富
  • 週3日から参画できる案件が豊富
  • エンド直請け高単価案件が豊富
  • ブランク期間を空けないよう調整してくれる
デメリット
  • ハイスキル向けの案件がメインで実務経験が浅いと案件紹介は不可

ITプロパートナーズ』は、株式会社Hajimariが運営するWeb系フリーランス向けのエージェントです。エンド直の案件が多いので、中間マージンがなく高単価な案件を豊富に揃えています。

ITプロパートナーズのマイページにログインして、フリーワードで「マーケター」と検索すると、220件の案件がヒットしました。単価としては、40万円〜80万円/月のレンジの案件が多いです。

さらに、週3日稼働・リモートワークOKな案件が豊富で、柔軟な働き方がしたいWebマーケターにおすすめのエージェントです。

私がフリーランスとして独立した当初は、ITプロパートナーズで週3日稼働45万円/月の案件をライスワークとしつつ、残りの週4日で自社サービスの立ち上げに注力していました。

Webマーケターのフリーランス案件例

フリーランスエージェントに掲載されているWebマーケターのフリーランス案件例をご紹介します。

週1日稼働できるWebマーケター向け案件例

ITプロパートナーズ』に掲載されている「週1日の稼働でも参画できる」フリーランス案件です。

案件【広告運用】代理店のLINE広告事業立ち上げにあたるアドバイザー募集!
月収〜190,000円
業務内容直近でLINE広告に注力をしておりますが、運用経験が浅くまだ大きな成果に繋げられていないため、LINE広告に詳しいプロ人材の方に運用方法・拡大方法など相談したいと考えています。
進め方は、週1くらいのペースで定期的にMTGでき、かつチャットなどで適宜質問にご回答頂く想定です。クライアントは健康食品、サプリ、アパレル、食品等です。
スキル・LINE広告の運用経験が豊富な方(3以上の商材経験あり)
・LINE広告の審査周り・クリエイティブの知見を熟知している方

土日に稼働できるWebマーケター向け案件例

ITプロパートナーズ』に掲載されている「土日のみの稼働でも参画できる」フリーランス案件です。

案件【土日稼働可能】経験豊富なデータサイエンティスト募集中
月収〜300,000円
稼働日週2日
業務内容PM、リードエンジニア の指示のもと、ビジネス上のインサイトを抽出するためのデータ分析案件にて以下業務を対応いただきます。
<対応業務>
・データの前処理
・統計モデルの作成
<体制>
・PM1名
・リードエンジニア 1名
・エンジニア3名
スキル・統計学に関する知識が豊富な方
・データ整形・前処理に関する知識と実装経験
・機械学習アルゴリズムに関する知識と実装経験
・上記実装に要するプログラミングのご経験、SQL, Pythonの使用ご経験
・リモートワークでも積極的に提案、開発いただける方

フルリモートで稼働できるWebマーケター向け案件例

ITプロパートナーズ』に掲載されている「フルリモートOK」なフリーランス案件です。

案件【広告運用|フルリモート】結婚マッチングサービスの広告運用を担っていただけるマーケターを募集
月収〜700,000円
業務内容ユーザーの新規獲得における広告運用を担っていただける方を募集いたします。今後、獲得母数を増やすために広告費用を増やしていきたいのですが現状CEOが運用型広告をまるっと対応しており、リソースが足りない状況になってきております。そこで、CEOの方がマーケティング戦略を担い、まるっと広告運用を行っていただける方を募集しております。行っていただく業務としては、GA4やGTMを触りながら、手を動かして画面設定やレポーティング等を行っていただきます。
スキル・SNS広告、アドネットワーク広告、リスティング広告の運用経験がある方
・GA4、GTMが触れる方
・事業会社における広告運用担当者の経験

Webマーケターの将来性は明るい?

Web広告のクリエイティブ制作やSEO記事の制作現場では、すでにChatGPTのようなAIツールが多用されています。さらに、広告媒体のプラットフォーム自体もAI化が進んでおり、入札調整や広告クリエイティブ、ターゲティングの自動化が進んでいます。

このAIの影響により、今後Webマーケターが参画できるフリーランス案件が減少する可能性があります。

しかし、AIツールやChatGPT自体も、開発や運用に関するWebマーケターの手腕が必要です。AIとWebマーケターは相補的な関係にあり、上手く活用できればWebマーケターとしての生産性や市場価値を高めることができます。

また、Webマーケターはクライアントの要望をヒアリングする顧客折衝も重要な役割の一つです。コミュニケーション能力が求められ、ChatGPTのようなAIが完全にWebマーケターの仕事を奪うことはありません。

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