クラウドワークステックは、クラウドソーシングサイトの業界最大手であるクラウドワークスが運営するフリーランス専門エージェントです。
当記事では、クラウドワークステック利用者のレビュー・口コミやアンケート調査の結果をもとに、メリットやデメリットを解説します。
- フルリモートOKな案件が豊富にある
- 案件数は業界トップクラス
- コンサル・ディレクターなど上流工程の案件が少ない
- 実務経験が浅いと登録はできても案件は紹介してもらえない
- 大手エージェントと比べると単価が低い
- 営業電話がたくさんかかってくる
フリーランスとして7年以上活動し、実際5社フリーランスエージェントを利用した筆者がおすすめするエージェントは以下の3社です。
サービス名 | 【第1位】 ITプロパートナーズ | 【第2位】 レバテックフリーランス | 【第3位】 Midworks |
総合評価 | |||
案件数 | 約4,500件 | 約15,000件 | 約10,000件 |
ユーザーの平均年収 | 964万円 | 876万円 | 862万円 |
ユーザー数 | 7万名以上 | 45万名以上 | 4万名以上 |
特徴 | フルリモート・週3日から稼働できる開発案件が豊富 | 登録者数No1のフリーランスエージェント | 給与保障制度など正社員並みの福利厚生が魅力 |
支払いサイト | 20日サイト | 15日サイト | 20日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
※ITプロパートナーズの平均年収は、他のプロパートナーズサービスを含めた全体の平均年収。
『フリーランス白書2024』によると、フリーランスエージェントを利用するエンジニアは2019年と比較すると2倍以上になっています。
フリーランスとして廃業するほとんどの方が、エージェント(仲介業者)を利用せず自力でクライアントを開拓しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを活用しましょう。
クラウドワークステックとは?特徴や基本情報をご紹介
運営 | 株式会社クラウドワークス |
---|---|
対象 | デザイナー / エンジニア / マーケター / ライター |
案件数 | 約5,500件 |
手数料 | 非公開 |
支払いサイト | 15日サイト |
『クラウドワークステック』は、クラウドソーシング業界最大手のクラウドワークスが運営するフリーランス専門のエージェントサービスです。
クラウドワークスがリモート案件を中心に、ライティングやデータ入力などの作業系案件を多く扱っているのに対し、クラウドワークステックでは常駐案件とリモート案件の両方を取り扱っており、エンジニア、Webデザイナー、Webディレクターの順に案件数が多いのが特徴です。
専門のキャリアアドバイザーがフリーランスの要望をしっかりとヒアリングし、複数の案件の中から最もマッチする案件を紹介してくれます。
クラウドワークステック利用者の口コミ・評判
クラウドワークステックを利用しているユーザーの良い口コミと悪い口コミをご紹介します。SNSや口コミサイト、弊社アンケート調査から引用しています。
良い評判や口コミ・体験談
ポジティブな評判で多かったのは「週3日案件やリモート案件が豊富」「担当者が親切に対応してくれた」という口コミ。
ちなみに転職活動で使ったエージェントはクラウドワークステックさんだけです。週3案件が豊富だったのと、そこそこメガベンチャーの案件もあったので選びました。
他のエージェントさん使う前に終わってしまったので比較はできませんが、担当者さんも親切でよかったです
(引用元:X)
クラウドワークステックさんでも一社面談していただきました
クラウドワークステックさんの対応は親切でとても良かった
結果は残念!だったのでまた次がんばります。
(引用元:X)
ランサーズの営業で消耗している人は、クラウドワークステックなどで長期固定のリモート案件を取ることをおすすめします。
(引用元:X)
僕自身、最低限のライター経験を積んだ後、固定給が担保されるリモート案件を受注し、営業を排除しました。
おかげで、ブログという別軸の収入源を育てる余裕が生まれた
クラウドワークステックの面談だけやってきた。家でも面談できるの素晴らしい…!担当してくださった方もとても優しかった!しかしリモートで時短はなかなか難しいそうです
(引用元:X)
ちょっと待って、エンジニアでクラウドソーシングでするなら見るサービス間違ってたかもしれない。クラウドワークス→クラウドワークステック、ランサーズ→ランサーズProで要件全然変わる。
ともに前者はコーディングメインでエンジニアと言えない水準多め。後者はReact、Railsとか応用効きやすい分野。
(引用元:X)
駆け出しフリーランスにおすすめのサービス紹介
・ココナラ
・クラウドワークステック特にクラウドワークステックはフルリモート案件の宝庫です。どちらも営業の手間が省けたり、フリーランスにとって面倒な事が減りますよ
(引用元:X)
悪い評判や口コミ・体験談
ネガティブな評判で多かったのは「紹介されたリモート案件が少ない」「応募しても通らない」という口コミです。
クラウドワークステック、リモート案件うたってたから登録したのに、あんまりリモート案件無いって返信きて困惑してる。
(引用元:X)
クラウドワークステックってどうすれば通るんですかね。笑めっちゃ応募してるけど全然通りません
クラウドワークスとはまたわけが違うのかな。それか職務経歴書の書き方がまずいのか…めっちゃむずいっすね
(引用元:X)
クラウドワークステックの案件紹介でも時給いくら、が多いそうで。フリーランス相手に時給換算というのは無謀。依頼主の気持ちはわかるけれども、スキルの高さ(高いほど早く終わる)や緊急対応によるオプションが抜け落ちる。
(引用元:X)
せっかく仲介するなら、成果物単位での料金設定提案しないと意味ないのでは
クラウドワークステックの口コミ・評判から分かるメリット
案件数は常時4〜5万件と業界トップクラス
クラウドワークステックは、74万社以上の提携企業を有しており、上場企業、勢いのあるベンチャー企業、スタートアップ、官公庁など、幅広い業種・業態の企業の案件を取り揃えています。
クラウドソーシング業界のリーディングカンパニーとしての実績が、豊富な案件数に反映されています。全体の90%が非公開案件で、公開案件も含めると常時4万〜5万件の案件が用意されています。
フルリモート可能な案件が豊富
クラウドワークスはもともとリモートワークに特化したクラウドソーシングサービスから始まった企業であるため、クラウドワークステックにもリモートワーク可能な案件や、リモート移行の相談が可能な案件、週3日以上の参画が可能な案件など、柔軟な働き方ができる案件が豊富に揃っています。
リモートワーク可能な案件の割合は全体の97%と業界トップクラスです。子育てや介護で在宅ワークを必要とする主婦の方や、地方在住のフリーランスの方にとって最適なエージェントです。
クラウドワークステックの口コミ・評判から分かるデメリット
大手フリーランスエージェントより単価が低い
クラウドワークステックでは、自由な働き方を求めるワーカーが多く、リモートワークや週3日以上の稼働が可能な案件の割合が高いため、大手フリーランスエージェントと比べて平均単価が低くなる傾向にあります。
週5日常駐でがっつり稼げる案件を探している方は、ユーザーの平均年収が862万円である『レバテックフリーランス』と併用して活用することをおすすめします。
上流工程の案件が少ない
クラウドワークスはライター、エンジニア、デザイナー向けの案件を主に扱っているため、クラウドワークステックにおいても上流工程の案件が少ない傾向にあります。
上流工程の案件をお探しの方は『レバテックフリーランス』の活用をおすすめします。
初心者・実務未経験だと案件紹介が難しい
フリーランスエージェントに共通する点ですが、実務経験が浅い方への案件紹介は難しいのが現状です。クラウドワークステックで案件紹介を受けるには、最低でも実務経験3年以上が必要です。
実務未経験でのフリーランス転身は、案件獲得や単価交渉が困難なため、おすすめできません。
クラウドワークステックに関してよくある質問
- 登録から仕事の参画までどのくらいのスケジュール感で進みますか?
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登録から参画までは平均で2週間〜1ヵ月程度となります。
- 実務経験がない場合もお仕事はありますか?
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実務経験2年以上の方を対象とした案件が多くなっておりますが、経験によっては実務経験2年未満の方もご活躍いただいております。
- 土日祝日、定時後の時間で対応ができる案件はありますか?
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取り扱いのある案件は、平日の日中にまとまった時間でお力添えいただくお仕事が多く、副業的な働き方ができるお仕事については常時ご用意がございません。
- 自社の社員がクラウドワークステック経由で案件を受けることはできますか?
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案件に参画いただく方と報酬をお支払いさせていただく口座名義人が一致する場合のみ可能となるため、パートナー契約などはお断りしております。